ChatGPT×企画書|AIが考える「伝わる構成」の作り方

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企画書ってどうやって作るの?

提案書や企画書を作るとき、こんな悩みを感じたことはありませんか?

  • 何から書けばいいのか分からない…
  • 構成を決めるまでに時間がかかる…

私もずっと同じでした。

とくに仕事が立て込んでいる時期は、じっくり構成を練る余裕もなく、過去の資料を引っ張り出しては「うーん、これじゃないな…」と迷ってばかり。

でもChatGPTに構成を考えてもらったら、かなりラクになりました!

今回のブログでは、そんな体験をもとに「AIに任せる企画書づくり」についてご紹介します。

Before|これまでのやり方とその悩み

提案書や企画書を作るとき、いつもキーボードの手が止まっていました。

会社にテンプレートはあるものの、今回の企画内容にピッタリ合わないことが多く、結果として「構成から考え直す」ことに。

また、過去の企画書を参考にしようとしても、構成や流れを無理に当てはめると違和感があることも多々。

結局イチから書き直した方が早かったという経験もありました…

そうなると時間もエネルギーも消費してしまうことになってしまいます。

ChatGPTを使ってみた

ある日、「このテーマの企画書、まず構成だけ考えてほしい」とChatGPTに相談してみました。

例えばこんなふうに聞いてみました。

「ChatGPTに話しかけて作る決算説明資料(ドラフト案)提案」の構成案を考えてください。

すると、ChatGPTは本当にすぐに構成案を出してくれました。

①表紙
  • 企画名
  • 提出日
  • 作成者名・部署名
②はじめに(背景・課題)
  • 決算説明資料は作成に時間がかかり、精神的負担も大きい
  • 内容をまとめるのは人間、資料に落とし込むのも人間
  • 特に「文章化」がボトルネックになっていることが多い
  • 手を止める → 進まない → 残業、の悪循環
③現状の業務フロー
  • 数値の集計(Excel等)
  • 決算概要・要点の洗い出し
  • コメントや注釈の文章化
  • スライド資料や報告書としてまとめる

■課題

  • 構成や文章の骨子を毎回考える必要がある
  • 頭の中にある内容を言語化するのが大変
  • 「数字はあるのに文章が出てこない」状態が続く
④提案の概要
  • ChatGPTに“話すだけ”で、決算説明資料の下書きを作る仕組みを提案
  • 経理担当者は音声またはチャットで「言いたいこと」を伝えるだけ
  • ChatGPTがそれを整理・要約・スライド文言化する
⑤使用ツールとフロー例
  1. 決算概要を口頭で説明(例:「今期は売上前年比110%、利益率は改善傾向…」)
  2. 録音 or テキストでChatGPTに入力
  3. GPTがスライド向け文章を自動生成(例:「今期は売上が前年比110%となり、業績は堅調に推移しました」)
  4. 必要に応じて修正 or 加筆
  5. PowerPointにコピペして整えるだけ
⑥効果・メリット
  • 資料作成スピードの向上(構成・文案を任せる)
  • ストレス軽減(白紙とにらめっこしなくてよい)
  • 質の担保(定型的な表現・フォーマットの統一)
  • 誰でも一定レベルの資料が作れる → 属人化防止
⑦想定される課題と対応策
課題対応策
正確性・言い回しが気になる最終確認は人の目でOK。ドラフトの位置づけとする
セキュリティ面の不安オフライン環境 or 社内GPT環境を活用予定
話すのが苦手な人がいるチャット入力でも対応可能
⑧今後のステップ・導入フロー案
  1. トライアル利用(1部署・1回分から)
  2. 決算資料1件のドラフトを作成
  3. 実運用でのフィードバック収集
  4. 改善 → 社内全体に展開
⑨まとめ
  • 話すだけで資料ができる時代。業務効率のインパクトは大きい
  • 特に負担の大きい「決算資料作成」に活用することで、時間とストレスを削減
  • ChatGPTの力を「骨組み作り」に使い、経理の生産性を高めていきたい

現状の業務フローから提案の概要、効果やメリットなど構成がしっかりとして提案書をすぐに書いてくれるんです。

しかもChatGPTのいいところはこの提案の構成も「Word形式で出力してください」と言えば対応してくれることです。

Word形式で出力した結果

構成が固まると後は本文を書けばいいだけなので一気に作業が進みます。

大枠を作るのはChatGPTにお任せしようと決心するきっかけになりましたね。

After|使ってみた結果と感想

ChatGPTに構成案を考えてもらうだけで、次に「何を書けばいいか」がはっきりします。

時間的にも精神的にも余裕ができて、「とりあえず書き出す」という行動にすぐ移れるようになりました。

しかも、構成がしっかりしていると、後から手直しするときも筋が通っているので直しやすいんです。

完全に任せっきりにするのではなく、出してもらった構成をベースに「自分なりに調整する」くらいの感覚がちょうどよく、私には合っていました。

ちなみに構成はできていても本文をどう書けばいいかわからないという方もいると思います。

その際はChatGPTに、

「はじめに」の本文執筆をお願いします。

のように言ってみましょう。

すぐに本文執筆を開始してくれるので、その後に出来上がった文章を見て自分が調整すればいいんです。

文章表現などに迷ったときはトーンを調整するように言いましょう。
(もっとカジュアルに、ビジネス文書っぽくという言い方でOK)

今回の企画書の構成からすべてChatGPTに本文執筆までしてもらったのが以下のものです。

イチから企画書・提案書を考えるよりもこの文章を添削して直す方が早い気がしませんか?

「~というアイデアを入れてほしい」と言えばすぐにリライトしてくれますし、文章表現ももっと硬派にもできます。

また、同じような表現が続かないようにするというリクエストにも対応してくれます。

文章の添削はChatGPTの得意分野なので積極的に活用していきたいね!

とりあえずChatGPTに相談

提案書や企画書のように「構成をどうするか」で悩む資料こそ、ChatGPTの力を借りてみるのがおすすめです。

ゼロから考えようとするより、「こういう内容で考えてほしい」と頼んでみると、一気に視界が開けます。

「構成が決まれば、書くのは意外と早い」という感覚、ぜひ一度体験してみてください。

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